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インディゴとは

インディゴとは

About Indigo

インディゴ(インド藍)はインド南部に自生するマメ科の植物で、紀元前より世界各地で青色の染料として使用されていました。

藍は様々な種類がありますが、現在ヘナと共に髪を染めるために使用されている藍は、インド藍が主となっています。
赤道を中心とした高温多湿を好むマメ科の高さ60~90cmほどの一年生植物で、木藍とも呼ばれ、起源は、紀元前2000年以上といわれています。沈殿法で作られた染料は、大航海時代以後、世界を席巻しました。インディゴの葉を傷つけると傷口が藍色になり、葉は藍色色素の原料となる他、乾燥させて、解熱、殺菌の漢方薬としても用いられてきました。

日本では、ナンバンコマツナギと呼ばれ、奄美、沖縄に藍染の原料として導入されたものが自生しています。インディゴは古くから薬草としても使用されてきた為、殺菌作用、ホルモンを安定せる作用、薄毛対策にも効果があると言われています。

48~72時間かけて酸化しながら少しずつ発色し、ヘナと混ぜることによって赤みを抑えたブラウンにすることができます。なので、染めたばかりの白髪の染まり具合は薄緑色で、48~72時間かけて発色し徐々にブラウンに近づいていきます。

注意事項としましては、インディゴはヘナと違ってトリートメント効果に優れませんので、何度も繰り返し塗ると手触りが悪くなる場合があります。また、蕎麦アレルギーのある方やアレルギーを多くお持ちの方には反応が出る可能性が大きいので、使用前にパッチテストを必ず行っていただいております。